こんにちは。平井です。
今日は、「楽しんではいけないという呪いからの解放」という内容でお話したいと思います。
さて、あなたは「楽しい!」という感情がわかりますか?
もしわからないのなら、それは本来”おかしいこと”です。
私たちは感情を元に行動しています、「楽しい」という感情がわかるから人に会いに行く、行きたい場所へ行くのです。
だけど、わからないのだとしたら「楽しんでいない」ということです。
人生終わるまで80年、90年、いや最近では150歳まで生きるみたいなこともいわれています。そんな長い人生・・・
楽しまないなら何をしてこれから生きるのですか?
楽しんではいけないという呪い
私もそうでしたが、なぜ楽しんではいけないと思っていると思いますか?
その理由は、親です。
年代関係なく、親に理由があります。
例えば私の母親は9歳から働いてきた人です、その仕事先の社長(男性)から仕事や生きる事に必要なことを徹底的に叩き込まれたと言っています。
その時に、母の価値観は人生すべてが仕事、遊んだり楽しむことは悪い事となったように思います。
なので、母の人生は寝る時間以外全て仕事の時間でした。年に数回くらいは数時間の外出はもちろんあります。
ですがその時間は墓参り、ついでに温泉とか、仕事の買い物、帰りに温泉とかくらいでした。
これを書いていて、そう言えば私も母と同じだ(笑)とおかしくなってしまいますが。
でも、私の場合、仕事=楽しいもの、楽しむものに今はなっていますので、母とは違います。
母は仕事=しなければならないもの、大変なもの、完璧でなければならないもの、生活の為になっていました。
そういう母でしたから母は私に楽しいこと禁止条例を出していました(笑)
楽しんだらいけない、楽しい事はいけないこと、楽しいだけではダメだ、楽しいことばかりしていたら馬鹿になる・・・
まだ出てきそうですがこのあたりでやめておきます。
そう、全て親から出た言葉による呪いなんですね。
楽しむことは悪い事?
そんな母親を持った私は、当然楽しむことは悪い事と思い成長していきます。
母親自身の楽しむ姿も見たことがありませんから、そもそも楽しむ状態がわからないわけです。
また私が、楽しいことをしようとすると母は引き留めようとしたり、感情的に怒ったりしていました。
年頃になり、友人たちは人の家に行って遊んだり、旅行に行ったり、飲みに行ったり、カラオケに行っています。
その様子を遠くから何となく眺め、「何をしているんだろう?」「何が楽しいんだろう?」と思っていました。
そう感情がもうすでにないんですよね、当時は感情という言葉も意識したことがありませんでしたから。
そして、そんなふうに楽しんでいる友人たちを見て心のどこかで馬鹿にしていたのす、「楽しいことは悪い事なのに、あんなふうにして馬鹿じゃない?」と。
自分が否定するものにはなれないという法則があるのですが、否定しているわけですから更に自分が楽しい事をすることを強化していったのです。
母親と同じ子育てをしてしまっていた。
そんな子ども時代を過ごし、大人になり結婚し子育てを始めると・・・
母と全く同じ子育てをするようになっていました。もちろん私の働き方も母と全く同じです。
朝起きて仕事に行き、帰って寝るの繰り返しです。それが年中です。友人と食事に行くのも、家族で外食するのも悪い事と思って動けませんでした。
時々それをしたとしても、いつも残るのは罪悪感ばかりで子どもたちからは「お母さんいつも怒っているよね」夫からは「もっと笑って」などと言われていました。
そして、母が私に言っていたように私も子どもたちに「楽しい事ばかりしたらダメ、頑張らないといけない、頑張らないといけない」と言ってきました。
そのことで親子連鎖になり、私の子どもたちは4人とも私と同じような大人になるところでした。
今もまだ子どもたちは「楽しむこと」と向き合い葛藤しているようです。
家族の中で子どもの頃から楽しい事をし自由に生きてきた夫は、結婚し子どもができてからも自分だけがいつも楽しいことを罪悪感もなしにしていましたね。
人生イコール楽しむこと!
40歳を過ぎ睡眠不足と過労から初めて身体が動かなくなったことで心理学や、脳科学、人間、心と身体など調べ始めました。
カウンセリングやコーチングを受け、そこで初めて、
・人生は楽しんでいいものだ
・楽しい事はしていい
と聞いたのです。
ですが、その時はすでにそんなこと言われても楽しいってわからないんだけど・・・となっていました。
楽しいってなんだろう?私にとって楽しいってなに?今もそれは続いています。
今私がわかっていることは、
・人生って楽しんでいいものだし楽しいもの
・クライアントとお話を聞くのが楽しい
・クライアントの変化のメールをいただくと感動し、感謝し、楽しい
・子どもたちの話を聞くのが楽しい
・家事が楽しい、好きだったんだって気づいた
・子どもと旅行に行くのが楽しい
・映画を観るのが楽しい
具体的にあげてみるとこんな感じですが、毎日がなんとなく楽しいという感覚がわかるのようになりましたし、もっと人生楽しみたいなと思えるようになりました。
楽しいがわからないならどうする?
楽しい事がわからない?
そうですよね、わからないならやっぱり「行動」してみることしかありません。
でも、アダルトチルドレンの人はその行動ができないんですよ。私もそうでしたからよく分かるのですが、
人って感情を元に行動するものなのだそうです。
なので私も自分で感情解放を繰り返し、ノートに思いをぶちまけて、夫のラインに言いたいことを吐き出して、
それでやっと身体が動くようになったのです。楽しい事やってみようかなって。
なので感情がわからなくなっているアダルトチルドレンの人には先に感情がわかるようになることが優先です。
私自身がそうでしたし、クライアントも感情がわからないうちは動けていません。
なので、どうしても今の状態が辛い人は一度セッションを体験されるといいと思います。
楽しいんでいいと自分に許可を出す。
アダルトチルドレンの人の親は2つのタイプがあって。
1つ目は私の母と同じように母自身も楽しい事ができない、したらダメだと思っている人です。
2つ目は私の母と反対で、母親自身は楽しい事をしている、楽しい人生を生きているのに、子どもに、特に同性の娘には楽しむことを禁止する親です。
大きく分けるとこの2つのタイプがあります。
こうやってお話をしても、アダルトチルドレンの人はなかなかわかるまで時間がかかるので難しいところがあるのですが。
(わからなくて当たり前だし、わからなくさせらてしまっている)
この親から、許可をもらわないと楽しいではいけないと信じ込まされているため、親の許可がないと安心して楽しめない、
楽しい事をしたら親に怒られる、私だけ楽しんだら母に悪いと思って楽しめない人生になっています。
だけど、親は親、子どもは子どもの人生があり、違う人生のほうが当たり前なのが当たり前なのです。
でも、それがわかっていないのがアダルトチルドレンの親と家庭の中なんですね。
あぁそうだったんだ・・・
と、もしここで思えた人は、親からの許可はいらないので、自分に自分で許可を出してあげてください。
「〇〇ちゃん、楽しんでいいよ。楽しい事していいからね、取りあえず一つやってみようか?もう誰も怒らないよ、大丈夫だからね」などと繰り返し言ってあげるといいと思います。
自分に自分で許可を出す!です。
まとめ
楽しめない理由は親からの言葉によるものだったということ。
人生は楽しんでいいということ、人は仕事をしている時間が長いのでどうせなら仕事も楽しめるようになると楽しいし、
家事も育児も楽しめること、楽しい事になったら人生生きているだけで楽しい事になる。
アダルトチルドレンの人は感情がわからなくなっているから先にセッションなど受けて感情がわかるようになると行動できるようになる。
自分で自分に楽しんでいいんだよ~と言える人は繰り返し言って許可を出してあげるということ。
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